総合建設会社で現場監督として１７年間勤務したのちに不動産会社を立ち上げました。
現場監督の仕事はとてもやりがいがあり好きな仕事でしたが、不動産会社として独立したのには訳があります。
それは、不動産業界には建物の正しい知識を持っている人が少ないと感じたからです。

これまでの不動産業界は、どちらかといえば新築や築浅の建物の取引が中心だったので問題はありませんでした。

しかし、これからの時代は、中古住宅が中心の取引になります。
コロナ禍以降、著しく物価が上昇しているのに対して、収入が追いついていません。
また、少子高齢化が進むことで空き家の数は増え続けています。

結果として新築を購入できる世帯数は一握りとなり、一方で選べる中古住宅の戸数は増え続けます。必然的にこれからのマイホームは中古住宅が中心になっていくと考えています。

中古住宅の良し悪しを判断するためには、建物そのものの価値を見極める必要があります。
劣化具合や修繕費用、リノベーションプランなどが同時に判断できなければ安心した取引はできません。従来通りの不動産業界だけの取引ではなく、建築の専門家と家選びをすることがお客様の安心に繋がると思っています。

『中古住宅×リノベーションをより安心して選択できる世の中をつくる。』

中古住宅×リノベーションという選択はデザイン面でも機能面でも、決して新築に見劣りするものではありません。お客様の人生の選択肢の幅を広げるうえでもプラスの影響を与えてくれるものだと信じています。
これからのマイホーム事情に寄り添った形でお客様の力になり続けることが私の役割です。

合同会社リノジオプラス　社長　柳下直輝